@article{oai:tus.repo.nii.ac.jp:00002109, author = {関, 陽児 and SEKI, YOJI and 若月, 聡 and WAKATSUKI, Satoshi}, issue = {3}, journal = {東京理科大学教職教育研究}, month = {Feb}, note = {新課程になって高校の理科が3 科目必修となり、地学系科目の履修率が上昇した。これにより、高校での地学の学習環境の整備、さらには小中学校での地学系授業の強化といった流れが生まれるのではないかと期待される。理科の授業における実験の重要性は繰り返し説かれてきたが、とりわけ地学系の授業では岩石や鉱物や化石(以下、単に「岩石」)などの「現物」に触れながらの授業を通して生徒の興味を引き出しより大きな教育効果を生むことが期待される。授業で岩石を扱うためには、岩石試料の入手、小割り、切断、研削、研磨等の作業が必要となるが、こうした作業を日常的な工具で行うことは困難である。しかし、岩石専門の機器が整備されている学校は多くないと思われる。特に、従来地学系科目が開設されていなかった高等学校や一般の小中学校には、そうした目的に使用できる機器が十分に整備されていないことが普通であると考えられる。そこで本稿では、岩石試料を十分に取り扱うことのできる「地学実験室(コーナー)」を、学校の理科室内に安価かつ手軽に作る方法を紹介する。岩石試料の入手は、石材店などから切断端物を入手すると便利である。河原から拾ってきた石等の小割りには、汎用の油圧ポンプを活用できる。切断には、汎用の電動グラインダーの刃を岩石用のダイヤモンドディスクに換装すると効率よく作業できる。研削と研磨には、人造砥石と耐水研磨紙の活用が簡便で効果的である。}, pages = {139--148}, title = {地学実験室を作る}, year = {2018}, yomi = {セキ, ヨウジ and ワカツキ, サトシ} }